自由が丘・スイーツフォレスト



 今回は、東京の自由が丘にある『自由が丘・スイーツフォレスト』に行ってきました。 知っている人も多いでしょうが、『自由が丘・スイーツフォレスト』とは、 日本初の『スイーツ』がテーマのフードテーマパークです。 2003年11月21日に自由が丘でオープンしてから、甘い香りに誘われた多くの人達が、ここを訪れています。

 「せっかく東京に来たからには、やはりチェックしておくべきかな」、 と自由が丘の駅を降りたまでは良かったのですが…いきなり迷子。 近くの人に道を尋ねながら、何とかたどり着くと、「フォレストって、これビルじゃん」。 ビルの3階までが丸ごとテーマパークのようです。

 2階へ上がれば、すぐに案内板と入口を発見できました。写真を撮りながら、ふと視線を横にやると、いきなり行列ができています。 もう一度案内板を見ると…『ル スフレ』。辺りを見渡せば、カフェテラスには人がいっぱいで、みんなスフレを食べている様子です。 「あやぁー、1時間待ちかぁ。残念」。立て看板の待ち時間を見るなり、すぐに諦めてしまいました(時間がなかったのです)。

 気を取り直して、内部に潜入です。「ス、スゴイ人。今日は平日じゃなかったっけ?」。 すれ違いができないほどお客さんでいっぱいです。8つあるお店は、どこも行列ができていますし、座るところも満席です。 『自由が丘・スイーツフォレスト』では、お店でテイクアウトして、適当な席に座って食べる、というシステムなので、 お皿を持ったお客さんが、あっちへウロウロ、こっちへヨロヨロしています。何だか、ぶつからないか心配です。

 運良く、すぐに空いた席を確保できたので、お店選びを始めました。 ケーキが食べたい気分だったので、ケーキが置いてある4店のなかから、『エコール・クリオロ』を選びました。 理由は、『パティシエステージ』というエキシビジョン店舗だったからです。 『パティシエステージ』とは、日本屈指のスーパーパティシエ達が入れ替わりで自慢の店をオープンさせるほか、 全国のスイーツを一堂に集めたスイーツイベントなどの特別企画を行う所なのです。 やはり人間は、「今だけ・コレだけ・貴方だけ」に弱いものです。

 それでは、唐突ですが、『レビュー・東京出張版』を始めたいと思います。

エコール・クリオロ (ECOLE CRIOLLO)

 エコール・クリオロは、本場フランスで数々のコンクール受賞歴を持つ、 サントス・アントワーヌさんが主催するお菓子教室です。 『エコール』とは、フランス語で学校という意味で、『クリオロ』とはチョコレートの最高品種のことです。 サントスさんがチョコレートを得意としているので『エコール・クリオロ』と名付けたそうです。 2003年4月には、東京都豊島区にお店もオープンさせています。

ミュスカード・ココ・バナーヌ

 ココナッツファイン(ココナッツの粉末)で覆われた、ナツメグとココナッツのムースです。 中にはキャラメルクリームと、バナナのキャラメリゼが入っています。  フンワリとしたムースは、一口食べただけで、ココナッツミルクの濃厚な香りが口の中イッパイに広がります。 そして、後から感じるバナナの甘さが、ココナッツの風味と絶妙にマッチング。見た目も可愛らしく、目でも楽しめる一品です。

税込み価格:480円

カフェ・プラリネ・ノワゼット

 ビスキュイ・ダコワーズ(アーモンド風味のスポンジ)に、 フィヨンティーヌ(クレープを乾燥させたもの)と プラリネクリーム(ナッツ風味)を重ね、まわりをチョコレートとコーヒーのムースで包んであります。  舌の上でトロけるようなチョコレートのムースと滑らかさを楽しんでいると、 中のプラリネクリームのカリカリ感に驚かされます。 チョコレートムースなので、しつこさは感じられず、思わず2つ目を食べたくなります。 さすが、シェフ一押しのケーキだと思いました。

税込み価格:450円



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