欧州フードビジネス事情視察1



 今回は、欧州旅行記です。6月30日から7月7日まで、ヨーロッパへ食の視察に行ってきました。イタリア・スペイン・オランダの 3ヶ国を回って、ヨーロッパの食と文化を勉強しよう、というわけです。

6月30日(水)

 いよいよヨーロッパへ旅立つ日です。名古屋空港より成田、そしてイタリアのミラノへ。乗り継ぎも合わせて16時間30分の長旅が 始まります。機内ですぐに寝る事が出来るようにと、前日の睡眠時間を削り、AM5:30に起きて、名古屋空港へと向かいます。  今回の視察旅行は、総勢で23人。人数が多いので、遅刻してご迷惑をおかけしないようにと、集合時間の30分以上前に名古屋空港 に着きました。朝も早いために、さすがに人も少なく、早く到着しすぎたかな、と思っていましたが・・・ 「アラッ、皆さん集まってるっ」  結局、慌てる羽目になってしまいました。

 無事に搭乗手続き・出国審査を済ませ(旅行慣れしていない私にとって、一番トラブル場所がココなんです)、一路成田空港へ。しかし、 到着後、いきなり3時間もの乗り継ぎ時間が発生しました。飛行機ってイロイロ大変です。  昼食にうどんを食べた後、やることがなくてウロウロする私を横目に、いきなり買い物を始める参加者さん。その方がおっしゃるには、 「免税品は海外で買うより日本の方が安いわよ、種類も揃ってるし。本当は名古屋空港がベストなのだけど」  ・・・なるほど! 何かいまいち納得できないけど、なるほど。いそいそと『かさばらない系』のお土産を買う私。そうやって時間を 潰していると、ようやく搭乗時刻になりました。

 PM1:30。JALでイタリアのミラノまで、12時間のフライトが始まります。長旅のお供にと、前日に本屋さんで仕込んできた小説を 手荷物から取り出します。それらの小説を読んでいるうちに眠くなるだろう、というのが当初の予定でしたが、夕食をとっても、夜食をとっても、 まるで眠くなりません。あっという間に4冊を読破してしまい、辺りを見渡すと、みんな寝ちゃってます。  「マズイ。早く寝なくっちゃ・・・」  それでも1〜2時間ぐらいはウトウトできたでしょうか。最後には、ミラノに着くのは夜だからイイや、と開き直って起きていました。

 ミラノのマルペンサ空港に到着したのは、現地時間のPM6:30。今のイタリアはサマータイムの為、時差は7時間です。1時間ほどかけて、 ミラノ市街地までバスで移動しました。 今日と明日の2日間、泊まるホテルは、ミラノ中央駅のすぐ側にある『ウナ・センチュリー・ホテル』です。外見こそコンクリートが剥き出しですが、 中に入ると、とても立派。フロントのすぐ横にあるバーがおしゃれです。

部屋はというと、とても広くて綺麗なのですが、すぐ隣にビルが建っているため、外を見ることが出来ないのが少し残念です。

 ホテルにチェックインした後、すぐに夜のミラノへ繰り出しました。目的は食事。朝・昼・夜・夜食と食べたにもかかわらず、 まだお腹が空いているのです。ホテルのすぐ近くにある『レモン』というお店で軽く食事を取りました。

イタリアのレストランは、大まかに『リストランテ』(高級レストラン)、『トラットリア』(リストランテよりも家庭的なレストラン) 『ピッツェリア』(ピッツァ専門店)の3種類に分かれています。  『レモン』はリストランテに区分されるようですが、ドレスコードなどもなく、くつろいだ雰囲気の中で食事をすることが出来ました。

 さて、明日から視察の本番です。お腹もイッパイになったうえに、これだけ起きていては、さすがに眠くなってきました。ホテルに帰ってからは、 荷物整理もそこそこに、ベッドに潜り込みます。

 おやすみなさい。



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